「葉堀り」って部分はどういうことだああ~~~っ!?
ギアッチョは暗殺チームの一員で、ヴェネツィアのライオン像に隠されたDISCをジョルノとミスタより先に奪うために追ってきた男だ。
なにやら言葉の使い方や言い回しで納得いかないことがあると、ブチ切れるというジョジョワールド全開な変態キャラだ。
敵ながら人気が高いのもうなずけるね。
登場と同時に「根掘り葉掘り」の葉掘りってどういうことだぁ!?とブチギレ
↓のシーンではフランスのパリとイタリアのヴェネツィアの読み方のちぐはぐさにイラツイている(笑)
確かに言われてみればそうなんだな!
シンプルなスタンドほど強い
イタリア語で「氷」を意味するGhiaccio(ギアッチョ)はその名の通りスタンドも超低温の世界を作り出す能力だ。
スタンド能力が複雑化してきたジョジョ第5部においては比較的シンプルな部類のスタンドと言っていいだろう。
ジョルノの生命を作り出すゴールド・エクスペリエンスすら、低温過ぎて何も生めなくなったくらいだ。
第3部で承太郎がイギーのザ・フール:砂のスタンドを初めて見た時に
シンプルなやつほど強い
と評価していた通り、このホワイトアルバムも最強に近い能力を持ったスタンドだろう。
そしてジョルノとミスタとの死闘はジョジョのベストバウトにあげてもいいくらいの一戦だった。
ビートルズ4人の個性が爆発したホワイトアルバム
スタンド名の由来はビートルズの2枚組アルバム「ザ・ビートルズ」通称、ホワイトアルバムだぁ!!
ビートルズのアルバムの中でもとりわけミュージシャンや比較的濃いファンに人気の高いアルバムで、バンドというよりは4人が各々好きなように曲を作って、時には別々にレコーディングしたという、4人の個性が別々に爆発したようなアルバムだ。
レコード時代はA面、B面、C面、D面の4面はそれぞれ、
- 比較的キャッチーなA面
- アコースティックなB面
- ロックなC面
- お遊びのD面
という性格を持っていて、いかにビートルズの音楽性が幅広いかということを思い知らされるアルバムでもある。
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アルバムジャケットはシンプル
特筆すべきはレコードの内容だけではなく、この真っ白なアルバムジャケットにも驚かされる。
当時サイケデリックの煽りでド派手なアルバムジャケットが世の中にあふれていた時に、このシンプルすぎるジャケットは革新的だったであろう。
ちなみにA面に収録されているエリック・クラプトンがリードギターを弾いたジョージ・ハリスンの名曲
While My Guitar Gently Weeps(ホワイルマイギタージェントリーウイープス)
という曲があるが、スタンドを利用した技で、空気を凍らせて弾丸を弾く技の名前が「ジェントリーウイープス(静かに泣く)」であったことはファンならずとも記憶にとどめておきたいところだね。
かなりの苦戦を強いられたジョルノとミスタだったが、最後は2人の「覚悟」が道を切り開き、ギアッチョを葬るのだ。
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