死ぬのは、僕の能力を見るお前の方だな
パンナコッタ・フーゴはブチャラティチームのメンバーで、IQ152という素晴らしい頭脳と、紳士的な性格と凶暴でキレやすい性格の二面性を持った青年だ。
トリッシュがボスに殺されかけ、ブチャラティがボスに反旗を翻した時に唯一袂を分かつことになるメンバーで、その後ストーリーには一切登場しない。
敵も味方も巻き込んでしまう殺人ウィルス
フーゴのスタンドであるパープルヘイズの能力は拳についたカプセル。
これが割れると数十秒で全身を食いつくされる殺人ウイルスに侵されるという非常に恐ろしいものだ。
しかも敵も味方も関係ないどころか、本体のフーゴまでも感染してしまう可能性があるほど無差別で強烈。
作者の荒木氏も使いどころが難しかったようで、スタンドの戦闘は1度だけ。
ジョルノ、アバッキオ、フーゴ組VSイルーズォの鏡の戦いはジョジョベストバウトの1つだと思う。
この戦いで新入りジョルノはアバッキオ、フーゴの信頼を確実なものにしたんだね。
ジミ・ヘンドリクスの代表曲
スタンド名の由来はジミ・ヘンドリクスの名曲「パープルヘイズ」だ!
イントロのギターとベースの不協和音は教会では奏でてはいけないと言われている悪魔の和音で、ベースがEとそのオクターブ、ジミのギターがBbを鳴らしているよ。
その後ジミがロック界に導入したと言われるヘンドリクスコード(dominant 7 # 9)が続く。
このライブでは歌詞の
“Excuse me while I kiss the sky”
の部分を”kiss this guy”とベースのノエル・レディングを見ながら冗談めかして歌っているのが面白い。
ちなみに“purple haze”で画像検索すると怪しい紫の植物が出てくるので、よい子は検索しないように!!
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