残業規制で月100時間という全然規制でもなんでもない、残業を認める話がでてるけど
ふーん、1日平均5時間は毎日残業してもいい、過労死ラインまでは働かせろってことですね。
これ決めてるのがどうせ大昔の、働けば働くほど利益になった時代に働いてたおっさん達だからしょうがないのかもしれないけど・・・
生産性とか効率、なんてあんまり考えなくてもバリバリやってりゃ儲かった時代だからね。
こういう考えの人は、過労死した人や自殺した人に対しても心のどこかで
「それくらいで・・・」
「そんな甘いことでは利益はでない」
「顧客が満足しない」
なんて思ってるんだよね。
ぼくは残業だとか過労死、ブラック企業の話を聞くと、学校でのいじめ問題ともすごく近いものを感じる。
だから月100時間まで残業OKなんて、月10回までは悪口、殴ってもいいって言ってるのと変わらないよ。
一方労働者の方も賛否両論あって
- 残業が規制されたら残業代が減る
- サービス残業させられるとか
- タイムカード押した後に働かされる
とか(笑)
そもそも残業しないと生活ができない給料しか出せないとか、慢性的に従業員に残業させないと利益が出せない、事業が成立しない企業や組織はなくなってもらわないと、政府があげてる働き方改革なんてできやしない。
法だけで残業時間規制なんて短絡的なことしても、なんの改革にもなってない。
だいたい毎日夜中まで残業してるやつは、時間が無限にあると思ってるフシがあって仕事が遅い。
そのうえ残業代ももらえるなら、だらだら残業しない手はないか。
つまり、残業が企業側にも労働者側にもgoodな側面がある限り、なくならないわけだ。
じゃあ残業がどっちにとっても不利益になる法案を作ればいい。
労働者の残業時間がリミットを超えた企業は、国に高額な税金を取られる。
超過労働時間税ってね。
そして基本的には残業代をなくし、適正に設定、管理された「みなし残業代」を企業は労働者に支給する。
月20時間分までは残業してもしなくても支払う、みたいにね。
つまり労働者は残業してもしなくても基本的に給料は変わらない、残業するのは時間の無駄だから
極力時間内に収めようとする。
企業も残業させると高い税金を取られるから、残業させずに事業が回るように経営努力する。
残業させない分、労働力を雇ってももちろんいい。
これくらいしないとねぇ、まじめで勤勉、質素倹約で無駄なお金を使わないのを美徳と教えられてきた国民の経済なんてよくならないですよ(笑)
残業がなくなってできた時間で個人的にやりたい事業をやるもよし、遊びまくって消費にまわるもよし。
月1のプレミアムフライデーなんてしみったれたこと言ってないで、まったく残業がなくなった方がよっぽど経済が好転すると思いませんか?
え?業種や職種によっては無理?
ぼくの職種?
残業、徹夜の代名詞、プログラマーですがなにか?(笑)
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