ある晴れた日の朝、朝マックが食べたいということで、近所のマクドナルドに出かけたんだ。
時間は10時を過ぎていて、家族に「急げ、急げ」とせきたてられていたw
朝マックは10時30分までなのだ。
自転車をとばし、なんとか10時30分までにマクドナルドに到着した・・・・が若干並んでいるではないか。
うーん、間に合うか微妙と思いつつ、列に並ぶ。
店員は明らかに新人と思しきスタッフで(いやクルーっていうのか)手際が悪い。
メニュー切り替えの瞬間
そうこうしているうちに、他のクルーが頭上のメニュー部分をクルりと回転させ、レギュラーメニューの表示となった。
楽天家のぼくは
「まあ、数分程度はどっちも注文できるんだろう」
と希望的観測で構えていた。
ふと、ぼくの前のおじさんの注文と店員のやりとりを聞いたぼくは耳を疑った。
おじさんはレギュラーメニューを注文しようとしていたんだけど、その新人クルーは
あと30秒お待ちください
と言い放った。
ははあ、なるほど、朝メニューとレギュラーメニューはシステム側で秒単位で管理されているらしい。
だからいくら頭上のメニューがクルりと回ろうが、システムの時計が10時30分にならないと、レギュラーメニューは注文できないというわけだ。
なんという融通の利かなさだろう!
そのおじさんはぼーっと30秒ほど待たされていた(笑)
はい、朝マック終了
そして朝マックが欲しかったぼくが注文する時には完全に10時30分を過ぎ、レギュラーメニューの注文を余儀なくされることとなったのだ。
一応「朝マックは終わりですか?」と新人クルーに尋ねてみたが
申し訳ございません、朝マックは終了です。
というつれない回答
ぼくはそれに対してクレームを言うことはないし、間に合うように来なかった方が悪いと言われればそれまでである。
しかし、10時30分になる少し前には入店して並んでいたし、客をさばくのが遅いのは店側の問題である。
だいたいそのくらいの時間に並んでいるのだから、みんな朝マックかレギュラーメニューか微妙なところだろう。
並んでいるお客さんに対して
「朝マックの時間がまもなく終了ですが、朝マックをご希望のお客様はいらっしゃいますか?」
と確認するくらいの気は利かせても罰は当たらないだろう・・・というか確認はすべきだ。
顧客満足度って
ココイチの
「ゴハンが余ってしまったら、ルーをかけてくれる」
くらいの融通と顧客満足度の向上を目指して欲しいものである。
業務の効率化やシステム側の都合をお客さんに感じさせてはいけないよ。
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