2017年6月18日
娘と「嵐のワクワク学校2017~毎日がもっと輝くみんなの保健体育~」へ行くことになった。
京セラドームの2部だ。
詳細な内容のまとめや、熱い想いは他のファンの方のサイトに譲るとして、全く先入観のないオヤジとしての感想を述べたいと思う。
京セラドーム到着
開演時間17:00の2時間ほど前に長堀鶴見緑地線、ドーム前千代崎駅に到着した。
ハンパない女子の数だ。
とりあえずグッズを買いにグッズ売り場へ。
思ったより混んでいないのでホッとする。
コンサートの時ほどは混まないらしい。
イオンで時間をつぶした後、入場。
グッズ販売よりイオンの女子トイレの列がものすごいことになっていた。
男子の方はもちろん余裕である(笑)
入場
4番ゲートより入りさらに階段で上の階に。
席は三塁側で中央にステージが設けられている。
ちょうど教卓を正面から見るような場所で思ったより遠い感じはしなかった。
左手上には嵐の5人が歴代の校長先生に扮したポートレートが飾られていた。
第12代二宮校長
第13代松本校長
第14代大野校長
第21代相葉校長
第25代櫻井校長
ポートレートの横にはこのワクワク学校のメインテーマである、
日々是気付
という言葉が大きな書道額縁で掲げられていた。
開演までまだ少し時間があり、娘のお茶と自分の飲み物を買いに行った。
未成年のファンも多いので当然といえば当然だが、アルコール類は販売しておらず、ノンアルコールビールでガマンすることにした。
オープニング〜障害物競走
ロックバンドのライブとは違い、ちゃんと定刻どおりにスタートした^^
まずは嵐のメンバーそれぞれが学校へ招集されるシーンが映像で流れる。
面白かったのは、相葉くんが現在放送中のドラマ貴族探偵の貴族様に扮し、紅茶とマカロンを楽しんでいる時に招集がかかり、
これは雑事ではない・・・
と呟き、先生の姿に!
このメンバーに招集のかかるシーンでLed Zeppelin 狂熱のライブでメンバーに突然のライブの招集がかかるシーンを思い出してしまうのは、ドーム3万5千人のうち10人もいなかったであろう(笑)
その後大きな歓声と共に嵐が登場。
そして生徒兼助手のSexy Zoneの5人が登場する。
Sexy Zoneは登場するやいなや障害物競走だ。
ハードル、平均台、自転車、パン食い、とび箱の障害を超え、メンバーは中央ステージへ。
授業開始
起立、礼、着席を数十年ぶりにして、いよいよ授業開始だ。
二宮先生:うんこの授業
1人目の先生は二宮先生&助手の中島健人くん
テーマは「うんこの授業」ということでのっけから国民的アイドルとしては思い切ったテーマである。
ヨーロッパのファッションがうんことかなり密接な関係にあったという豆知識から始まったのが面白かった。
まだトイレが整備されていなかった頃、道端にうんこを捨てていたので、ハイヒールのあの形状はうんこを踏みにくいようにあのような形になったとか、窓から捨てられるうんこを防ぐためにシルクハットができたとか、香水はそのニオイを消すためだとか、興味深いトリビアが紹介される。
そして食べた食べ物がうんこになって出るまでの過程を、グラウンドに作られた巨大な人体模型を使って説明する。
うんこ役は助手の健人くんだ(笑)
健康的なバナナうんこにするためには発酵食品や野菜を多く摂ることが大切。
うんこは大きな便り
いいうんこをしようぜ
二宮和也
櫻井先生:男らしさ、女らしさ
続いては櫻井くんと助手は佐藤勝利くんのイニシャルSSコンビだ。
このテーマは宿題にもなっていて、男らしさとは?女らしさとは?を考える。
基本的にはファンは女性であるので、女性から見た男らしさがメイン。
その科学的根拠が解明されるとても興味深い授業だった。
寄せられた宿題では男らしさを感じるのは手や指、歯といった意見があったようだ。
一般的なイメージとして男は強く、女性はか弱いということだが、果たして本当なのか?ということで女性代表、アジャ・コングが登場する(笑)
健人くんとアジャ・コングが相撲を取るのだが、もちろんアジャ・コングはびくともしない。
健人くんはあっけなく土俵の外へ!
人間以外の動物はどうだろうかということで、VTRで翔くんと専門家の先生が動物園へ向かう。
動物によって男らしさのアピールの仕方は様々だが、基本的にはメスがオスを選ぶのである。
人間の女性が惹かれる、イケメン、いい声、スポーツができるというのは、実は免疫力が強い男性を女性が本能的に選んでいるということ。
手のような末端までしっかりしているのは免疫力の高い証拠らしい。
ただ免疫力には相性があり、自分にない免疫力を持つ異性と結ばれるのが一番生物的にはいいので、女性はそれをニオイで嗅ぎ分けることができるという。
女性がいい匂いだなと思う男性は、自分にない免疫力を持っている可能性が高いということだ。
ちなみに嵐5人の血液検査の結果、二宮くんと松本くんは免疫力の型が酷似しており、異性であれば結ばれないであろうということ。
逆に相葉くんは誰ともかぶっていなかった。
自分らしく生きて
自分に合う人をみつけよう
櫻井翔
相葉先生:スポーツを好きになろう
相葉くんと助手の菊池くんによる「誰でもスポーツが好きになる授業」
人間はスポーツをするが、動物もするのだろうか?
ルールを解するほどの知能はないのではないか?
ライオンの子供がじゃれあって格闘するのだが、どちらが強いかわかった時点でやめるのだ。
これは約束行動というものらしく、いわばスポーツのルールとして動物たちも守っているんだね。
相葉先生はスポーツが好きじゃないとか苦手な人は、まだ自分にあったスポーツに出会っていないだけだという。
世界には日本では知られていないスポーツがたくさんあり、そのいくつかが紹介される。
アフガニスタン:ブズカシ
馬に乗り、切り落としたヤギの頭をボールにして奪い合うアフガニスタンの国技。
その他にも
アメリカ:ローラースケートリレー
カナダ・アメリカ:ベンチリーチ
インド:ムルゲキラダイ
片足を後手で持ち、手を使わず片足で行う相撲のような競技。
イギリス:すね蹴り
スネを蹴り合うというイギリスの伝統競技だが、見ているだけで痛そう(>人<;)
フィンランド:奥さま運び
自分の奥さんを運ぶ競技。
優勝者は奥さんの体重分のビールがもらえるという(笑)
自嵐 vs Sexy Zoneでムルゲキラダイを行い、Sexy Zoneが勝利する。
さすが、10代!
続いて2週間で足が速くなる方法が紹介される。
お尻歩きやつま先ジャンプを毎日することで、18人の小学生はみな1秒以上、場合によっては3秒以上50mタイムが速くなっていた。
スポーツを楽しむことは人間の本能
相葉雅紀
松本先生:緊張に負けない方法
続いては松本くんと助手の松島くんによる「緊張を味方にしよう」という授業。
ここでなんと1名チケットの半券から選ばれ、嵐のメンバーに3万5千人の前でメッセージを伝える事ができるというコーナーが。
16歳の女の子が選ばれ、松本くんに想いを伝える。
やはり相当緊張したようだ^^
人間は緊張すると足が震えたり心拍数が上がったりするが、ラグビー日本代表のメンタルコーチ、荒木先生は良いパフォーマンスには適度な緊張も必要だという。
緊張を味方にし、一定の緊張を保つ方法の1つとして、ルーチンという方法を紹介する。
これはパフォーマンスの前に決められた一定の動作をすることで、集中力を高め、緊張が極度に高まらないようにするためのものだ。
例としてソフトボール部のピッチャーのルーチンを見てみる。
- 投球前にボールを腿のあたりでクルクル回す。
- 深呼吸する。
- プレートを踏む。
- 心のなかで「セット」と言う。
この動作ルーチンを必ず行うのだ。
すると突然訪問した松本くんがバッターボックスに立っていても、ピッチャーは惑わされることなく、最高のピッチングができる。
そして最後にワクワク学校オリジナルのルーチンをみんなでやるのだ。
- 姿勢を正して、2回ジャンプ。
- 深呼吸。
- 正面を見る。
- 手のひらを前にし、2回回して下ろす。
緊張を味方につければ、きっとうまくいく
松本潤
大野先生:人はなぜ泣くのか
オーラスは大野くんとマリウスくんの「人はなぜ泣く?涙の効果」
涙と脳の関係を探るため、VTRで大野くん自ら脳血流測定装置を身につけ実験する。
大野くんは、半沢直樹の最終回は絶対泣けると言い、観るが泣けない(笑)
代わりにマリウスくんがタイタニックを鑑賞し、見事泣くことに成功。
その時のの脳波を見ると感情が高ぶった後、落ち着いているので、涙にはストレスを発散させたり、気持ちを切り替える効果があるという。
他人に共感し涙を流せるのは人間だけだという。
ここで宿題に出ていた嵐のコンサート曲で泣ける曲は?という回答から、
Summer Tour 2007のBe With Youの映像が流れる。
会場では多くのファンが涙を流していた、感動の共有体験だ。
泣くのは心の健康法なのだ。
涙の嵐でリセットしよう
大野智
フィナーレ
全ての授業が終わり、最後はみんなで校歌斉唱。
ふるさとをみんなで歌う。
感動のエンディングである。
そしてメンバーは2台のカートに別れて乗り、ファンのみんなへ最後のあいさつ。
さすが日本を代表する国民的アイドル、嵐。
10代の若者からオヤジまで楽しませるエンターテイメントは、彼らにしかできないものなのだ。