京都、長岡京市にあるサントリーのビール工場見学ツアーに行ってきました。
無料で参加できてツアーの最後には1人3杯まで試飲できるのだから、ビール好きにはたまらない^^
特に8月の真夏日なんか、へたに人ごみの中に出かけるより快適に楽しめること間違いなしだよ。
阪急で西山天王山へ
最寄駅は阪急京都線の西山天王山駅
初めて降りたけど、とても閑静な場所だ。
駅から歩いても10分ほどだけど、JR長岡京駅とこの西山天王山駅、サントリー工場を巡回する無料シャトルバスが出ているので、こんな暑い日には遠慮なく利用させてもらおう^^
サントリー工場到着
長岡京駅を経由してシャトルバスに揺られること18分、サントリーのビール工場に到着だ。
見学受付で手続きを済ませてロビーでしばらく待機。
ちなみに予約しなくても見学はできるみたいだけど、各回定員が45名なので、あらかじめネットか電話で予約しておこう。
ロビーでサントリーヒストリーの映像を見ながら待っていると、ガイドのおねえさんがやってきてツアーの開始を告げる。
工場長の挨拶映像を見終えるといよいよ、プレミアムモルツ醸造工場内へ出発だ!
いざ工場内へ
見学ツアー受付の建物から外へ出て少し歩き、実際の工場の方へ向かう。
シャトルバスで入ってきたときに見えた巨大なビール樽の方へ・・・
ここには天文学的数量のビールが寝かされているらしい。
仕込み
建物に入ってまず目にするのは仕込み工程の、これまた巨大な仕込み釜。
煮沸して麦汁を煮出しているため室内の温度は高く、そしてすでにあのビールのいい香りがプンプンしているではないか!
ここで麦芽とホップが天然水で混ぜ合わされるんだね。
温められた上質の天然水に砕いた麦芽とホップを加えて煮沸すると麦汁ができあがる。
プレミアムモルツの麦芽は二条大麦麦芽と欧州産のダイアモンド麦芽、ホップは香り高いアロマホップとファインアロマホップが使用されている。
ダイアモンド麦芽は通常の麦芽よりも固く、生産効率は下がるそうだが、その分香りも味わいも深いのだ。
ファインアロマホップはベルギーの農家から船便で低音保管されて運ばれてくる。
そしてなんといってもビールの90%を占める水は天然水100%
プレミアムモルツは原料からもこだわりを感じるね。
この仕込みの工程はダブルデコクションという、2度に分けて麦汁を煮出す手法がとられ、手間と時間をかけて濃厚な麦汁を作り出すことに成功している。
実際に使われている麦芽をツアー中に食べることができるよ。
そのまま食べても甘みがあっておいしい!
発酵
次は仕込み工程で作られた麦汁に酵母が加えられる発酵工程だ。
酵母が麦汁中の糖分を取り込むことで、アルコールと炭酸ガスを発生させる。
約一週間でアルコール分5%の若ビールになるのだ。
貯酒
発酵が終わった若ビールは温度管理されたタンクの中で熟成される。
炭酸ガスがビールに溶けこみ、味や香りがまろやかになっていく。
ろ過
約3週間の熟成後、オリや酵母が取り除かれ、ぼくらが知っているあの黄金色に澄んだビールが完成する!
パッケージング
いよいよ完成したビールを缶やビンに詰めるパッケージング工程だ。
酸素が入らないように、まず空の缶の中に炭酸ガスを吹き込み、酸素が逃げ出した瞬間に高速でビールを注入してパッケージングされる。
徹底的に酸素を排除することで、ぼくらは新鮮なビールを楽しむことが出来るんだね。
こちらはビンのパッケージングの様子。
いよいよ試飲タイム!
工場見学は無事終了!
試飲ルームは受付をした建物にあるので、はやる気持ちを押さえシャトルバスに乗って戻る。
途中、飲食店から回収されたビール樽やビンの山を眺めながら試飲室へ・・・
いよいよ待ちに待った試飲タイムだ!^^
おつまみとしてクラッツが一人一袋もらえるのも嬉しいところ。
まず一杯目は純正プレミアムモルツ!
う、うまい・・・
製造工程を見たあとに涼しい部屋で飲むプレモルはまた格別である。
ガイドのおねえさんが美味しいビールの注ぎ方を説明してくれたりする。
1人3杯まで飲めるんだけど、2杯目以降は「香るエール」と「マスターズドリーム」も選べる。
もちろん純正プレモルを選んでもいい。
次回は
ほろ酔い気分でプレモルカラーのシャトルバスに乗って帰途へ。
いやー最高の見学ツアーでした^^
ビール好きはぜひ行ってみてはいかかでしょう?
見学ツアー、セミナーの申し込みはホームページからできます。
次回は「ザ・プレミアム・モルツ講座」に申し込もうと思います^^
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